TOASTMASTERS INTERNATIONALって?

英語でスピーチ上手くなりたいですか?
今日は半年お世話になっているとってもリーズナブルで素敵なスピーチグループの紹介です。
コンテンツ
Toastmasters(トーストマスターズ)とは?
Pablic speechが上手くなり、プレゼンを仕事に活かしたい人、英語でスピーチが必要な方
様々なニーズを網羅できるようになっています。
詳しくはこちら。
https://www.toastmasters.org/
半年ごとに会費が徴収されます。ちなみに最初のお支払いは63ドル位でした。
更新は48ドル。とてもリーズナブルに参加できますね。
クラブは各エリアごとに分かれており、私が所属しているクラブは昼間のクラス12時から13時までです。
他にも夕方からのクラスもあり、好きなところに所属できます。
Toastmastersは世界中にあります。もちろん日本にもありますよ!
試しに東京で調べてみると、六本木ヒルズのゴールドマンサックスビルの中にあるそう。
日本人の方もいると思いますが、もしかしたら日本で働いている外国人の方もいそうですね。
ぜひ行かれている方がいらっしゃいましたら情報お待ちしております!
https://www.toastmasters.org/Find-a-Club/05215694-05215694
英語のブラッシュアップには最適な環境!
Toastmasters Loversの皆さんは本当に愛していると言っても過言ではないくらい活動熱心です。
長い人では38年の方がいらっしゃるそう。ちなみにうちのエリアは20年のキャリアをもつCさんと
5年目のDさんが熱心に引っ張っていきます。
毎週役割が当たります。
Toastmastersの役割とは
- Toastmasters→司会進行役
- Timer→時間を計る役割です。
- Speaker→みなの前で5~7分間スピーチします
- Grammarian→その日に使うワード一文字選んで説明し、実際に使ってもらいます
- Table topics→事前に質問を考えて、出席者2、3人に質問します
- General Evaluator→Speakerのスピーチについて良い点、改善点をみなの前で2~3分スピーチします
- Grammarian Report→その日のワードを誰が何回発言したか数えて発表します
- Timer Report→その日発表した人の時間を細かく発表します
- Announce Schedule→翌週の役割を決めて発表します
これを毎週役割を体験しながら練習していくことで、スピーチが上手になっていきます。
評価もするので、どのスピーチが良いのか、どこを改善していくと良いのか判断がつくようになります。
人のふり見て、我がふり直せです。
Ummやlikeを使っていると、それを注意されます。(日本語だと「え~と」「あの~」にあたります)
理由はスピーチにふさわしくないのと、スピーチ中に何度も繰り返すと気がそがれて、
「何の話をしているの?」思ってしまいます。
日常会話ではUmmは良く使いますね(*^_^*)
スピーチが上手くなる為には?
わたしは入会したときに、5年目のDさんからアドバイスを頂きました。
入会当時、自分の言いたいことが上手く言えないので初めて会う方には
「この人は英語が苦手なんだ」という印象を持たれることを自覚していました。
何かを始める時は、全体像を把握することから始めます。その方が早いからです。
約1年間カレッジに通ったので、初回はシラバスが配られいつ何を勉強して、どんな未来が得られるのか
というのを生徒が一目で理解できるようになっています。これを自分でやろうと思ったのです。
初回でDさんを質問ぜめにし、少々不審がられてしまいました。とほほ。
同じ人間なので、雰囲気で分かります。
このグループはインターナショナルなので、ほとんどがESL出身者です。
*ESLとは英語を母語としない人が通う語学クラス
それでもDさんは、アドバイスとして
「色々な人のスピーチや役割をそれぞれしっかり見て、技を盗みなさい」と教えてくれました。
言われた通りに実行していきました。(根が素直なんです)
半年たった頃に初めてTimerを経験しましたが、「Perfect! Everything was really good timing!」
という言葉を頂いてうれしかったです♡
英語を話せないジレンマをどう乗り越えるのか?
最初は不審がっていたDさんでしたが、最初のスピーチを100回練習していったおかげで、
見る目が一気に変わりました。
「あの子が最初に質問ぜめにしたのはこのためだったのか!」と顔に書いてあったのです。
とにかく行動で示すこと。アメリカではこれしかありません。
行動を続けることで、自分のスタンスを分かってもらえます。
口下手でも、行動すること、結果を出すことで、アメリカ人は認めてくれるようになるのです。
アメリカという国は日本とは違います。クラスにいても発言しなければ、ただの空気です。
これはToastmastersだけでなく、コミニュティカレッジでも何度となく経験してきました。
英語が下手だからではすまされません。英語がしゃべれないならESLで理解できてからいらっしゃい。
ここは分かっている人が学ぶ場所です。
本当にくやしかったです。英語が話せればいいの。日本語だったらもっと上手く説明できるのに!
できないなら人の10倍やるしかない!
英語を母語としない人がすぐに英語がぺらぺらになるはずがありません。
海外旅行で英語を使うのとはわけが違うのです。ネイティブに混じって同じ授業を受け、
ビジネスをしていくのであれば、とにかく理解できるまで時間をかけてじっくり学ぶしかないのです。
この世にまだ翻訳こんにゃくは存在しないですし、丁寧に勉強するしかありません。
その姿勢を見て周りの目が変わり始めます。そんなに真面目にやっているなら助けよう!
アメリカ人はそういう方が多いです。
英語人格と日本語人格の違い
海外に住み、英語を使っている方なら腑に落ちると思われる英語人格です。
これに気が付いたのは、やはりToastmastersで2本目のスピーチをしたときでした。
さすがに1本目は緊張で震えたのですが、2本目はまったく緊張しなかった。
周りから1本目で「全く緊張している様に見えない。これはどういうこと?」という評価が多かったのも事実です。
なぜなら、「自分はできる!あれだけ練習したから!」というゆるぎなき自信があったのです。
今思うのは、英語を話すときは、日本語人格から英語人格にスイッチが入ります。
この2年間はネイティブに混じって授業を受けることで、発言するときも本当に毎回緊張していました。
「間違ったことを言ったらどうしよう」「話していること合っているかな」
そんな機会を繰り返すことで、徐々に失敗体験から成功体験を繰り返し
「自分ならできる」というゆるぎない自信をもった英語人格が出来上がりました。
日本語をしゃべり始めると、「こんなこと言ったら恥ずかしいかも」とか人の目を気にする自分が
まだまだいます。いっそのこと、日本語を話す環境でも英語人格で生きたいです。
まとめ
英語を学びたいならToastmastersがおすすめ
英語を話すときは自信をもって、「あなたなら出来る!!」
英語が苦手?勉強するしかない。誰もあなたの代わりにはなれないんだから!!
英語人格が出て来たら?それは良い兆候です♪ 日本だとちょっぴり浮くかもしれません。自己責任でお願いします。
楽しんで英語勉強できたらいいですね。
そして、続けられる環境を身の回りに置くこと。
一人で続けるのは大変ですから。仲間を作って楽しく勉強しましょう。